このたびの令和元年台風第19号により被害を受けられました皆さまに、心よりお見舞い申し上げ、一日も早い復旧をお祈り致します。

 こんかい大被害を各地にもたらした台風第 19 号は 12 日 19 時前に大型で強い勢力で伊豆半島に上陸した後、関東地方を通過し、13 日未明に東北地方の東海上に抜けました。

 台風本体の発達した雨雲や台風周辺の湿った空気の影響で、静岡県や新潟県、関東甲信地方、東北地方を中心に広い範囲で記録的な大雨となり、10 日からの総雨量は神奈川県箱根町で 1000 ミリに達し、関東甲信地方と静岡県の 17 地点で 500 ミリを超えました。この記録的な大雨により、12 日 15 時 30 分に静岡県、神奈川県、東京都、埼玉県、群馬県、山梨県、長野県の 7 都県に、12 日 19 時 50 分に茨城県、栃木県、新潟県、福島県、宮城県の 5 県に、13 日 0 時 40 分に岩手県に特別警報が発表されました。

 エムテックスが災害協定を結ぶ港北区は、国土交通省京浜河川事務所管理下の多目的遊水地が新横浜公園に建設されており、河川が氾濫した際に一時的に河川の水を引き込み、洪水の一部を溜めることで、流域への洪水被害を低減させる機能を持っています。この治水対策により大きな被害は免れ、ドローンの緊急出動も発生しませんでした。

 エムテックスでは最悪な状況を想定し、11日にはドローンの総点検・バッテリーの総充電を行い万が一に備えました。

 今後も被災地では復旧に向けた取り組みが今日現在も実施されています。ドローンの飛行要請があれば出来る範囲で対応致します。被災各地の1日も早い復旧をお祈り致します。


台風19号 千曲川(左)の決壊現場。濁流が長野市側の住宅地(右)を襲った=2019年10月13日午前11時47分、長野市

写真提供:産経新聞社

ドローンの技術サービスとドローンスクール

株式会社エムテックスは情報通信インフラ、ネットワーク、宇宙開発、衛星搭載機器製造検査技術を礎に、ドローンを利用したあらゆる技術サービスに対応します。また、2019年度に設立したLUSS無人航空機安全安心運用協会ではドローンスクールを通じて「無人航空機の安全と安心について学ぶ」を基本とした講習を行い、一人でも多くの方にドローンのすばらしさと必要なルールを広めていく所存です。